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- 環境保全・安全の取り組み
グリーン経営認証は、交通エコロジー・モビリティ財団が審査機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定以上の環境対策に取り組んでいる事業者に対して、審査・認証を行う制度です。
井住運送では、最新の排出ガス規制を全車両でクリア、事業用トラックでは前年対比約3%の燃費改善を中心に、グリーン経営推進マニュアルに基づいた環境保全の取り組みを自主的に実施しています。
また、営業用車両(乗用車)には、ハイブリッド・低燃費自動車を順次導入し、環境に優しい事業運営を心がけています。
ダンロップをはじめとしたタイヤメーカーの協力により、リトレッドタイヤ(更生タイヤ)の利用を推進。
年間タイヤ購入本数の約半数に、リトレッドタイヤを採用しています。
リトレッド技術は、磨り減った使用済みタイヤの表面に新しいゴムを貼り付け、新品同様に再生する技術です。再生されたタイヤは新品とほぼ同じ期間使用することが可能で、廃棄物の量を削減、資源の有効活用に貢献します。新品タイヤを製造する場合と比較して、5割以下の二酸化炭素排出量、約3割の資源量※で製造が可能です。
※メーカー資料
法令による装着義務対象外の車両を含む全事業用車両にデジタルタコグラフを装着、日々の運行記録をもとに、エコドライブと安全運転に関する指導を行っています。
デジタルタコグラフは、車両の瞬間速度、加速度、エンジン回転数、走行距離、通行経路等を自動的に記録する機材です。
輸送の安全確保に積極的に取り組んでいる事業所を
「安全性優良事業所」として認定する制度であり、
Gマークは認定を受けたシンボルマークです。
当社では、安全性に対する法令遵守や取り組みが評価され、
2020年に安全性優良事務所(Gマーク)の認定を取得しています。
国土交通省の運輸安全マネジメント制度は、企業の品質管理の自己評価基準であるISO9000シリーズを参考に、事故の防止を目的とした安全管理体制の構築と、輸送の安全の確保のための継続的取り組みを定めた制度です。
井住運送では、これを積極的に遵守し、運輸安全マネジメントに関する活動内容をホームページに公開しています。また、事故報告に関する社内規程を制定し、細かな事故についても記録、分析を継続することで、的確な事故対応と、将来の事故の防止に資する取り組みを実施しています。
毎日の業務の心得、エコドライブの具体的な方法、地震・水害などの災害対応まで、わかりやすい乗務員マニュアルを定め、活用しています。
私は
- 1.始業点検を確実に行い、安全速度を守ります。
- 1.踏切、交差点、横断歩道の一旦停止や徐行など、常に安全の確認をします。
- 1.走行区分を守り車間距離を保持して走行し、無理な追い越しをしません。
- 1.後方の安全を確かめてからバックします。
- 1.健康管理に努めます。
私は
- 1. 制服、制帽、保護具を正しく着用します。
- 1. 高腰姿勢での荷扱いはしません。
- 1. 車やホームへの飛び乗り、飛び降りはしません。
- 1. 貨物の積み降ろしは丁寧に、共同作業ではお互いに声をかけ合い、安全第一を心がけます。
- 1. 安全を守る責任を自覚し、安全確認を励行します。
運行管理者資格は、トラックの安全運行に関する基礎知識から、法令、車両整備、乗務員の過労防止や福利厚生に係わる労務管理等、幅広い知識を有する運送事業のエキスパートを育成するための国家資格です。
井住運送では、全従業員に、この資格取得を推奨しています。
※運行管理者資格取得者(職員の約4割が取得)
安全運行のためのさまざまな取り組みのひとつとして、アルコールチェックシステムを、営業拠点に導入し、乗務前、乗務後の点呼に活用しています。
遠隔地など、事務所以外の場所でもアルコールチェックが可能で、測定時の数値や画像が携帯電話を利用して事務所のパソコンに自動的に記録されます。
井住運送は、住友倉庫グループの中核企業として、住友倉庫の業務監査を定期的に受ける等の取り組みにより、法令順守、適正事業の推進に取り組んでいます。
運輸安全マネジメント基本方針 2024年度(2024年4月〜2025年3月)
井住運送株式会社は、道路運送法第22条及び貨物自動車運送事業法第15条に基づき輸送の安全性の向上に努めます。
- 基本理念
- 井住運送株式会社は、貨物自動車運送事業者として輸送の安全の確保が最も重要であると認識し、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。
- スローガン
- 輸送の安全確保を最優先!
- 1. 社長は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、従業員に輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底させ、また、社内において輸送の安全確保に主導的な役割を果たします。
- 2. 当社は、安全マネジメントを確実に実施し、全従業員が一丸となって業務を遂行する事により、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。
- 3. 当社は、輸送の安全に関する情報について、可能な限り公表します。
- 4. 当社は、輸送の安全に関する計画を作成し、実行、チェック、改善を継続的におこない安全性の向上に努めます。
- 5. 本方針は、公開可能な状態で維持いたします。
- 制 定/
- 2007年2月1日
- 最終改定/
- 2016年4月1日
当社は事業活動において輸送の安全性向上に積極的に取組むことを目的とし、本年度(2024年4月1日~2025年3月31日)における具体的な輸送の安全向上活動を以下のとおり定め、活動いたします。
輸送の安全向上活動は、企業の社会的な責務であり、また、当社が貨物運送事業者の一員として信頼される事業活動をおこなう上でもっとも重要であります。
本社・支店・営業所の各推進委員会は、輸送の安全向上活動の要としてそれぞれの立場で社員の輸送の安全向上活動の取組意識を高め、企業理念や輸送の安全関連法令を遵守し、以下の重点事項を柱に積極的な取り組みをおこないます。特に今期も、重大事故ゼロ、人身事故ゼロを目指す活動を展開して参ります。
- 1. 重大事故ゼロ
- 2. 人身事故ゼロ
- 3. 車両事故ゼロ
- 4. 物損事故ゼロ
- 5. 法令遵守と安全輸送
当社の事業活動において輸送の安全性向上に積極的に取組むことを目的とし、前年度(2023年4月1日~2024年3月31日)における具体的な輸送の安全向上活動を以下のとおり定め、活動いたしました。
輸送の安全向上活動は企業の社会的責務であり、当社が貨物運送事業者の一員として信頼される事業活動をおこなう上で益々その重要性が認識されました。本社・支店・営業所の各委員会は、輸送の安全向上活動の要としてそれぞれの立場で社員の輸送の安全向上活動への参加意識を高め、企業理念や強化されつつある輸送の安全関連法令を踏まえ、以下の重点事項を柱に積極的な取り組みをおこないました。特に前年度は、重大事故ゼロ、人身事故ゼロ、を目指す活動を展開して参りました。
- 1. 重大事故ゼロ→前年度に引き続き0件でした。
- 2. 人身事故ゼロ→前年度比-1件の0件でした。
- 3. 車両事故ゼロ→前年度比-5件の5件でした。
- 4. 物損事故ゼロ→前年度比-3件の1件でした。
- 5. 法令遵守と安全輸送→関係法令を遵守し、安全輸送を実施した結果、
自動車事故報告規則第2条に規定する事故0件でした。
類 型 | 23年度件数 | 22年度件数 | 増 減 |
---|---|---|---|
計 | 8 | 18 | -10 |
重大事故 | 0 | 0 | 0 |
人身事故 | 0 | 1 | -1 |
車両事故(加害) | 3 | 5 | -2 |
車両事故(被害) | 2 | 5 | -3 |
物損事故 | 1 | 4 | -3 |
その他事故 | 0 | 0 | 0 |
貨物事故 | 2 | 3 | -1 |
輸送の安全に関する処分等はございませんでした。